公務員を退職したきっかけと退職を決意した理由

公務員の退職

公務員を退職しようと思ったきっかけ

最悪な上司との出会い

私が、公務員を辞めようと思い始めたのは、2年前の人事異動が大きなきっかけでした。

そこには、最悪な上司との出会いがありました。

その上司からは、常に押さえつけられ、ねじふせられ、ねじまげられ、無理やり仕事をやらされていました。

その人物は、自分以外はすべて間違っているという考えの人間で、他人の考えを常に否定します。まず否定します。とにかく否定します。あんな人間に、これまで出会ったことがありませんでした。

私はいつも、人権侵害を受けている気持ちでした。パワハラだと感じていました。耐えられない、、酷く傷つく。。 本当に最悪でした。

その上司に出会うまでは、私にとって公務員の仕事は、やりたいことを、やりたいように出来る。そういう仕事でした。しかし、この上司と出会ってからは、やりたいことは何も出来ないし、やりたいようにも出来ない。そういう仕事に変わってしまいました。

これは、組織で働く以上やむを得ないことなんだ。組織で働くということは上司の手足になって上司に言われるがまま働くしかないものなんだと諦めるようになりました。

アフィリエイト収入の急増

そんなふうに日々感じているときに、アフィリエイト収入が、大きく伸びてきたのです。公務員の給料の3~4倍の収入です。

仕事の休憩時間に、スマホでアフィリエイトの管理画面を見るたびに、1万円、2万円と成果が発生していきます。

こうなってくると、職場に来る意味が見いだせなくなり、働くモチベーションが維持できなくなってきました。

また、伸びてきたアフィリエイト収入を維持し、さらに向上させるには、アフィリエイトのためにもっと時間を割きたいと考えるようになりました。

あんな最悪な上司と一緒に仕事するようなことがなければ、仕事を辞めたいとまでは思わなかったかもしれません。なんとか仕事と両立する方法を考えていたかもしれません。しかし、仕事が嫌だという消極的な気持ちと、自由にもっと稼げる仕事が見つかったという積極的な気持ちとが合致してしまった後は、とにかく職場で起こる出来事のすべてが煩わしく思うようになりました。

職場で働く時間が無駄に感じてしまいます。いくら職場で働いても給料は上がらないため働くだけ無駄だと。その時間があれば、家でアフィリエイトに集中して時間を割けば、その何倍も稼ぐことができるんだと。

自分の好きなことをして、それを記事に書けば、それだけで大金を稼ぐことができる。これを今後の自分の仕事にしていきたい。そう思うようになりました。

公務員を退職しようと思ったきっかけ【まとめ】

以上をまとめると、私が公務員を退職しようと思ったきっかけは、最悪な上司と出会って公務員の仕事に嫌気が差したという消極的な理由と、自分の好きなことをして、手をかければかけただけ稼ぐことができる夢のような仕事を見つけたという積極的な理由、この二つが見事に同時期に合致したこと。これが、私が公務員を辞めようと思ったきっかけです。

公務員を退職することを決意した理由

ここから先は、公務員を辞めても本当に大丈夫なのか?生活していけるのか?公務員を辞めたらどんな生活が待っているの?など、公務員を辞めたいという思いを補強し、現実化していくための考察になってきます。

これは、自分の思いを実現するため、自分の考えを後押しするため、自分の選択を正当化するための考察になりますので、かなり偏った考え方になっているかもしれませんので、ご了承ください。

「金銭面の不安」の解消

今後もこのアフィリエイト収入を維持していくことができるのか、、 収入が不安定になるのは間違いない。路頭に迷う危険性も、、という不安もありました。両親からも、バカなユーチューバーと同じだと、仕事を辞めることを反対されていました。

しかし、この点に関しては、私の場合は10年以上前からアフィリエイトを続けてきたという自信がありました。この10年間で、収入が伸びたときも、どん底まで落ちたときもありましたが、そこから回復させた経験もあります。ほんの一時的な収入なら、公務員を辞めるという決断はできなかったと思いますが、私には10年間の経験がある、ノウハウがある、というのが、公務員を辞めるという大きな決断の後押しをしてくれたのだと思います。

また、さらに言うと、私のアフィリエイトサイトは、私が個人的に勉強してきた「資格」をテーマに作成しています。その資格は、アフィリエイトで稼げるだけでなく、その資格自体を使って就職することもできますし、場合によっては独立することもできます。

このため、もしもアフィリエイトで稼げなくなったとしても、最悪、その資格を使って生活することもできるんだという、保険もありました。

「社会性喪失の不安」の解消

公務員を辞めてアフィリエイターになれば、閉鎖した空間で生活することになり、社会との繋がりを失うことになります。社会性の喪失です。組織やコミュニティに属する安心感が失われることになります。

また、そのような閉鎖空間で暮らしていると、ストレスや我慢などの耐性が減って、自分勝手な人間になってしまうのではないか?という不安も起こりました。

しかし、この点に関しては、社会性は職場以外でも得られます。自営業の人などは、多かれ少なかれ、みんな同じなのではないか?また、アフィリエイターでも、ASP担当者との仕事上の付き合いはあるし、アフィリエイターのセミナーなどにも参加します。いろんな習い事などで人と接することもありますから大丈夫!と自分に言い聞かせました。

それに、組織から解放され、ストレスのない暮らしは、どんなに素晴らしいことでしょうか。

公務員を退職した場合のメリット

そして、公務員を辞めれば、豊かな暮らし、優雅な暮らしが待っています。公務員のままなら、毎日職場と自宅を往復するだけの生活を続けていくことになりますが、公務員を辞めれば、これまでできなかった色んな習い事や旅行などを楽しむ豊かな生活が待っています。

アフィリエイトの作業は、公務員を続けながらだと仕事が終わってからの作業になるため、一日中仕事をしているような生活になってしまいますが、アフィリエイトの作業自体は、実質、めちゃくちゃ頑張ったとしても1日に2~3時間程度のわけですから、公務員を辞めれば、1日に働く時間は2~3時間で十分ということになります。

つまり、それ以外の時間はすべて自由な時間ということになります。遊んで暮らしてもいいわけですが、私はとりあえず、英会話教室や料理教室、スポーツジムなど、教養を高めるような色んな習い事などに行ってみたいと考えています。そしてそれをブログに書いていけば、さらにアフィリエイト収入も増えていきます。まさに好循環のスパイラルです。

公務員を続けた場合のデメリット

本当に公務員を辞めないといけないのか。ほどほどに公務員とアフィリエイトのバランスをとれば、安定した給料とアフィリエイト収入の両立も可能なのではないのか。少なくとも、公務員の給与収入は維持できるじゃないか。という思いもありました。

しかし、この点に関しては、アフィリエイトに割く時間が確保できなくなり、結果としてアフィリエイトで稼げなくなる。という結論を出しました。やはり、両立はしんどいんです。疲れるんです。それを続けるのは厳しいという判断です。

これから先、まだ20年以上の公務員人生が待っています。この人生の大半を、無駄な公務員生活に割くわけにはいきません。公務員としていくら頑張って働いても収入が増えるわけでもありません。

それに私は、そろそろ管理職になる時期が来ていますが、管理職には向いていないと思っています。議会対応や地元対応など、大嫌いです。人や組織をコントロールするのも得意ではありません。

この点についても、仕事にやりがいを感じている時期なら、役職が人を育てる、という言葉を信じて、前向きに取り組んでいけたのかもしれませんが、公務員の仕事から心が離れてしまった今となっては、前向きに考えることなどできません。

そもそも、管理職というのは、向き不向きがありますよね。若い人でも、人の行動や発言をよく観察して特徴を捉え、性格を理解し、人それぞれに合った指示を的確に出していける人っていますよね。組織全体を見て、人の配置や仕事の割り振りができる人っていますよね。人柄や普段の言動から、みんなから慕われる人っていますよね。そういうコミュニケーション能力の高い人が、組織の管理職に向いていると思うんです。そういう人は、自分で仕事はできなくていいんです。そういう人こそが、管理職になっていくべきなんです。

でも私は違います。事務的な仕事が大得意なんです。自分で仕事をしたいんです。自分でやりたいことを実現したいんです。仕事を良くするための発想はドンドン湧いてきます。そして、それを実現するための行動もドンドンします。管理職になってしまえば、そんな行動は、周りに迷惑をかけるだけです。部下たちが、仕事をやりにくくなるだけなんです。

その点、アフィリエイターになれば、自分のやりたいようにできますから、やりがいがあります。やればやるだけ稼げるんですから。

そもそも、組織で働かないといけないというのは先入観に過ぎないのであって、本来、色んな働き方があるはずですよね。

よくよく考えれば、組織で働くということは、組織の中で歯車のひとつになるということです。組織のトップの思いを実現するために、手足として働くことです。能力がある人は、独立して自分で事業を起こしますよね。仕事というのは、最初は一人から始めて立ち上げていくもので、そこから事業を拡大していき、人を雇いながら組織が大きくなっていく。仕事って、そういうものですよね。能力があれば独立すればいいんです。

もうひとつ思ったのは、誰でもいずれは定年を迎えて組織から抜け出すことになるんです。そして、定年後の長い人生が始まるわけですから、今、公務員を辞めることは、それを少しだけ先取りするだけだと考えれば、そこまで特別なことではないと考えることもできます。これまで22年間組織の中で働いてきたわけですから、もう十分です。

退職する部下を見送った経験

5年ほど前に、私が係長を務めていた係の係員が、新人で配属されて2年目で退職するという出来事がありました。

彼は、やりたい仕事ができたから退職したいとのことでした。その時に、「やりたいことあるなら辞めればいい。市役所は、特別やりたいことがない人が働く場所だ。私もそうだ。」というような話をしました。

まさにそうだと思っています。そのときに辞めていく部下を見送った経験も、今回、自分が辞める決断の後押しをしてくれたように思います。

離婚した経験

私は、3年前に離婚しています。

今回、公務員を退職できたのは、離婚して身軽になったからというのも一つの理由です。ただし、子供を養っていかなければいけないという意味では、離婚していても結婚していても同じです。毎月、市役所の給料の半分を超える養育費を支払い続けないといけないからです。

私の場合、家族を養う養わないという意味よりも、「離婚」と「退職」は、とても似ている気がするのです。「離婚」という経験をしたことで、「退職」という決意ができるようになったと思っています。

離婚というのは、私にとって新しい発想でした。それまでに考えたこともない新しい発想、つまり意識改革でした。

考えもしなかったことが、突然、現実のものとして見えてきます。すると、その先に新しい世界が広がってくるわけです。

私の中では、まさに退職も同じです。考えたこともなかったことが、意識改革により突然、見えてきます。そして新しい世界が広がります。

離婚を経験したことにより、この意識改革がスムーズに進みました。離婚すればいいじゃないか、と考えることができて気持ちが楽になったのと同じように、退職すればいいじゃないか、と考えることができたわけです。

公務員を退職することを決意した理由【まとめ】

こんな具合に、私は、公務員を辞めたいという思いを、自身の経験から促進し、さらに理論武装で固めて不安を払拭し、公務員を退職してアフィリエイターになりたい!という思いを見事に実現することができました!

公務員であることのメリットは「安定」です。

しかし、果たして、安定した生活を送ることが人生の目的なのでしょうか。安定さえしていれば、それでいいのでしょうか。面白くもない仕事、やりがいもない仕事、やりたくもない仕事、そんな仕事に人生の大半を費やすことに何の意味があるのでしょうか。

私は、やりたい仕事、やりがいのある仕事、面白い仕事をして、人生を過ごしていきたい。そう思います。